2020年4月から1年間の育児休業を取得している男性教員です。毎日の育児日記を中心に、男性の育休のリアル、育児に役立つアイテム紹介をしています。

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育休365日の記録【ただの日記】

半分終了!!〜半年の振り返り〜【育休182日目 9.30】

更新日:

今日で9月が終了!

2期制の学校でいえば、前期が終わる日です。

年度の半分が終わり。

つまり、丸一年育児休業を取得している私も、その半分を終えたことになります。

早いなあ…。

いや、どう考えてもすごく長い期間なんですよ?

この年になって、半年もの間仕事をせずに、ただただ家庭での生活を毎日繰り返すのです。

なかなか経験できないことです。

季節も春、夏と過ぎて秋に差し掛かりつつあります。

安倍政権は菅政権へと変わり(それはたまたまだろう?)、コロナの影響は相変わらず続いています。

それでも、毎日怒涛のように過ぎて行って、気づけば半年たった、というのが正直な感想です。

予定通りのこともあれば、予定外のことも起こります。

息子の病気なんてそれの最たるものです。

4月当初に立てた目標も、上手く行っているものもあれば全然できていないこともあり、後期に向けて改めて目標設定したいところ。

ちょっとだけまとめて、後半に向けての気合を入れたいと思います。

半年で分かったこと

①主に子育てを担っているお母さん、お父さんはすごい!

これは本当に思います。これを知るだけでも、男性が育児休業を取得する意味はあると思う!というくらい。

子ども2人、たまに3人連れて公園で遊ばせていたり、買い物をしているお母さん。たくさん見かけますが、こっちは1人連れているのもやっとです。

慣れはしますが、楽チンにできる日はそうそうあるわけではありません。

大変なはずですが、笑顔で連れているお母さんなんか見ると、本当に頭が下がる思いです。

しかもこっちは夫婦揃って育休中。1人で日中過ごしながらやってらっしゃると思ったら、もう私なんか足元にも及びません。

うちは2人で休んでいるので、何とかなってるけどね。

②2人で取るならお金はためておくべし

これは、タイミングにもよりますが、あるに越したことはありません。

我が家の場合、夫婦揃って育休を取ったので、いわゆるお給料はありません。

が、私は3月まで勤務していたので、6月の勤勉手当、いわゆるボーナスは半分いただくことができました。

それに加えて、妻は元々育児休業をとっていたわけですが、2人目の息子の出産の前後は産前産後休暇という扱いになり、なんとお給料が発生します!

これは大変助かります。

働いていないのにお給料が入る。

何とも不思議な感じですが、いただけることに越したことはありません。

そして、育児休業期間中、手当を受け取ることができるのですが、それは生まれた子どもが1歳になるまでの期間です。

私が4月から取得していた育休は、1人目の娘が対象でした。息子は6月生まれなので生まれていない子どもの育休は当然ですが取れません。

が、8月からは息子が対象の育休に切り替えているので、手当をいただくことができます。

それは大変ありがたいのですが、実際に受け取れるのは育休が始まってから数ヶ月後です。

なので、現在(10月初旬)のところ、まだ受け取っていません。

なので、実際私自身のこれまでの収入は6月末に入ったボーナス半分のみ(それだけでも大変ありがたいのですが)。半年は無給で過ごすことになります。

休みに入る前に、財形貯蓄でためておいたお金と、何となく始めていた住宅財形を解約したお金で生活していましたが、大して蓄えていなかった私のお金は、あっという間に底をつき、奥さんの産前産後休暇のお給料と、貯金に頼る生活になってしまいました。

旦那さんは、育休取得に向けてお金を蓄えておくと、いざ休みたいとなった時に奥様からの株が上がること間違いなしです 笑

③自分の時間は自分で作る!ただし、無理なこともある。

基本はこの姿勢が大事です。

これも状況によるところがありますが、小さい子どもが2人いる家庭の辞書に余裕という文字はないということを、この半年で思い知らされています。

お家にいて子どもたちが起きていれば、基本お父さんやお母さんと一緒に遊びたいのです。なかなか自由にはさせてくれません。

ブログ一つ書こうにも、さすがはデジタルネイティブ。すぐに興味を持って触りたがるので、とてもじゃありませんができたものではありません。

それに、育休を取っているので相手をしないというのも気が引けます。というか、そもそも子どもと一緒に過ごしたくて休んでいるので、遊びたいのです。

そして、特に出産前後は奥さんにゆっくりしてもらいたいので、娘をできるだけ外に連れ出して家の中を静かにしたいものです。

そうなると、午前中は完全に子どもと過ごす時間になります。

午後はというと、ここで少し余裕ができる可能性があります。

それはお昼寝の時間。

寝てくれれば1時間くらいのゆとりができる可能性があります。

が、うちの場合ですが、まあ娘が昼寝しません 笑

何とか口実を作ってドライブに連れ出せれば寝てくれますが、自然と寝るということがないので、そこでも一苦労。

そして、子どもが複数いる場合、片一方が寝たからといって、もう1人が寝るとも限りません。

そうなると、そっちのお世話にかかっているうちに、寝てた子が起きちゃって、なんてことザラです。

しかも、午前中がパーフェクトに進んでいたらお茶くらい飲めそうですが、もしかしたらちっちゃい子が寝てくれなくて世話に追われていたら、食器洗いが終わっていなかったり、何か仕事が残っていることもあります。(うちだけ?)

そうなると、そのお昼寝時間も家事で終わってしまうことがあります。

起きた後ももちろん一緒に過ごし、夕飯作りに夫婦どちらかがかかれば、2人のお世話は夕飯を作らない方がすることになり、もちろん手は空きません。

気づけば寝る時間になり、お互い1日疲れているので、全員就寝。

結論、一番時間を取れるのは早朝となります。

このブログの作業も、主に朝4時台からやっています。

ただし、それも夜にきちんと寝られれば、という条件付きです。

赤ちゃんの得意技、夜泣きが炸裂している時期は、そうそう安眠できるものではありません。

その状況で4時起きは、かなり強靭な精神力を持った人でなければ難しいでしょう。(そんなことない?)

とまあこんな感じで、お子さんの年齢や、家族構成によっても異なるかとはお思いますが、なかなか自分の時間を取るのは難しそうです。

本当に、世の中の2人とか3人子どもがいて、昼間お母さん1人でお世話している人たちというのは、もはや神の領域!

と、本当に実感しますよ。

3人家族の時は夜に起きれたけれど、今は無理かな…。

④学校の保護者さんの大変さ。

これはこれまでのことにも共通しますが、いわゆる健常児を育てるのでも、毎日ヘトヘトの私です。

これが、少なからず育てにくさ(本質は本人の生きにくさと思いますが)を感じるであろうお子さんを相手にしている保護者さんというのは、どんだけ大変なんだろうか?と日々思います。

自閉症傾向のお子さんなら、いろいろなこだわりがあって、スムーズにことが進むということが少ないかもしれません。

肢体不自由のあるお子さんであれば、ちょっとした移動も大変だし、保護者さんが体力的にも消耗します。

歩ければ簡単に行けるところに行けないなどの、バリアを感じることもあるでしょう。

病弱のお子さんなら、毎日元気に生きていられるかどうかの心配に心が押し潰されそうになるかもしれません。

コロナなんかなくたって衛生面には気をつけていたことでしょう。

そういう保護者さんの気持ちを、これまでは想像してはいましたが、やはり実感としてもつことはできていませんでした。

その大変さを、おそらくほんの少しだけでしょうが今なら理解できます。

学校というのは、もちろんお子さんに対するのが一番大事なところですが、復帰した時には、これまで以上に保護者さんに寄り添って行けるかもしれません。

できたこと

①多少?遅れているが、ブログは継続中。

これは、やると決めたので、何としても最後までやらなければいけません!

しかし、だいぶ遅れがち…。頑張らねば。

そして、レイアウトなどももっと勉強したいと思っているのですが、それも変わらずそのまま…。

頑張ります!

②多少なりとも、片付けが進んだ。

こちらも停滞気味ではありますが、息子が生まれる前にこんまりさんの「イラストでときめく片づけの魔法」を熟読し、衣類や書類の整理ができました。

おかげですっきり!とまではまだ行っていませんが、どこに何があるのか何となく整理できているし、どんなものが必要なのかはっきりしてきているような。

この1年間で身辺整理をして、すっきりした感じで復帰することが目標でもあるので、継続していきたいです。

衣類の整理の様子。もはや懐かしい。

③通院、入院、予防接種の付き添い

これは、育休の良さを一番実感しているところです。

赤ちゃんの頃は何かと通院があったり、定期検診や予防接種があります。

とうぜん平日になるので、働いている時は休みを取らなければ行くことができません。

休みをとっていくのも、決して悪いことではないですし、是非一緒に行ってどんなふうなのか知っておくのは大事だと思うのですが、やはり休みを取るとなると気が引けてできないことも多いですよね。

その点、育休なら気が引けることは全くありません。

家族揃って行ってもいいですし、父親のみで行くのもまたいいと思います。

私の場合は、予防接種に1人で行ってみました。

書類書きはやってもらいましたが、実際に連れていくことで、小さな腕に3本も注射を打たれるのか!とびっくりした思い出があります。

あと、これはない方がいいのですが、入院の付き添いもしてみました。

ミルクを飲むので、母乳がなくてもできるということでやってみましたが、なかなかキツかった。

あの小さいベッドで何日も寝るとなると、これはなかなか難儀です。

入院の付き添いは、なかなか仕事がある時はできません。いい経験になりました。

このあたり、育休ならではの経験だったかなと思います。

予防接種のあと。疲れて寝てたっけ。

できてないこと

①片づけをやり切ること

これは、さっきも出てきましたが、こんまり流片付けが最後まで行っていません。是非最後までやり切って、すっきりとした気持ちで育休を終わりたいものです。

自分の持ち物や、本当に必要なものを精選して、シンプルな生活を心がけたい。

という長年の理想をかなえるには、この一年を活用しない手はありません。

時間作りは難しいのですが、何としても目標達成を目指します!

②ホームビデオの編集

これは、本当にひどい 笑

これまで、いろいろ撮りためたビデオ素材が溜まりに溜まっているのに、編集が全く追いついていません。

しかも、育休中に仕上げた本数はたったの2本。

終わっていないのは…、数えたくないくらいです。

これを目標にしたのは、育休が始まる前。

「育休中は時間あるっしょ♪」

という始まる前の勘違いによります。

しかし、Final Cut Pro Xというパワフルな有料ソフトまで買ってしまいました。

もう後には引けません。

時間作りが、今の最大のテーマです。

いつかのサムネ。先はまだまだ長い。

③読書、勉強

こちらも、ビデオの編集に通づるものがあります。

もっと時間があると思っていました。

今まで読めなかった本を読んだり、買ったのに読んでない漫画を読んだり、オンラインで無料のプログラミングの勉強がしたい!

と、意気込んでいたのも昔の話。

もはや、ブログで精一杯です。(ブログなんか始めなければできていたという説もありますが、考えないようにしてます)

こちらも、自分が本気でやりたいと思って時間が作れるかどうかにかかっています。

やりたいことはやりたいのです!

全ては自分次第!

残り半分の育休をどう過ごすか?

なんか、だんだん精神論みたいになってきた…笑

半年たって、ちょっとですが、振り返ることができました。

息子も日々大きくなってきていますし、娘はお姉ちゃんらしさが増してきている今日この頃です。

日々変化していく生活を今後も記録して、楽しみたいですし、せっかくなので親も日々成長していきたいところ。

できてきている部分は継続し、できていなかったところを反省して、もっと充実した育休ライフを送っていきたいと思います。

そのために一番大事なのは、

やはり時間の使い方、作り方だなあと思います。

後半のテーマは時間!ということで締め括りたいと思います。

【本日の一枚】

隠れたつもりだろうか?

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