2020年4月から1年間の育児休業を取得している男性教員です。毎日の育児日記を中心に、男性の育休のリアル、育児に役立つアイテム紹介をしています。

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育休365日の記録【ただの日記】

今日で保育園は最後。寂しいなあ。【育休363日目 3.30】

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こんにちは♪育休いよいよ終わる先生、NIKE(@ny_lifework)です。

今日で、娘は今通っている保育園に行くのは最後。4月からは、近所の公立幼稚園に通います。

なので、先生たちと過ごすのも今日が最後。お友達と過ごすのも今日が最後です。

思い返すと、最初は一時預かりで利用。

あくまで、息子が生まれる6月以降の、家事などが大変になりそうなことを見越して使い始めました。

昨年の4月にできたばかりということで、最初は園児も少なく、年齢に関係なく全員で活動していたっけ。

しかも、娘は預けられるのが初めて(実家とかは除く)だったので、最初のうちは送って行ったまま園でいっしょに過ごしたり、職員室の一角をお借りして待っていたりしました。

それがだんだん親はおうちに帰るようにして、娘は1人で保育園にいるようにしていき、楽しく通えるように♪

と、書けば非常に順調に進んだような感じですが、たくさん泣かせてしまったし、一時期行きたくなくて朝から泣いたりしていたこともありました。

そして、息子の病気がわかり、手術が必要になったことで常時の預かりに切り替える手続きをして、何とか家族で入院生活も乗り切りました。

だんだん園児も増えていき、自分より小さいお子さんのお世話をしていたり、同級生くらいの子も増えてきて、お友達として毎日いっしょに過ごしたりできるようになりました。

こうやって振り返ると、この私の育休は娘の保育園通いの歴史(と言うと大袈裟ですが)そのもの、と言っても過言ではありません。

そう考えると、あっという間の1年間でしたが、娘も、私たち親もいろいろ経験させてもらったし、成長できた1年間だったなあと改めて実感します。

なんか感慨にふけって長くなってしまいました。

そんな最終日の娘はというと、いたって普通の様子 笑

それはそうで、このあたりまえの毎日が今日でおしまい、ということはなかなか理解し難いでしょう。

親としては、

「もう保育園行かなくなるんだよ。お友達と遊ぶのも最後だよ。」

と、一応説明して、娘に後悔させないように(これまた大袈裟)してきました。

「4月になったら、幼稚園に行くの♪」

と、わかって話してはいますが、4月になったらどう思うのかなあ。

今日も元気に、「いってきまーす♪」と出かけていきました。

日中の活動自体は特に特別なことはなく、園庭で遊んだそう。天気がいい日でよかったなあと思います。

お迎えはいつもの時間。でも、先生方に感謝をお伝えしたいな、と家族みんなで行きます。

ちょっと早めに着いたので、おやつの片付けや帰りの会が終わっておらず、ちょっと教室の外で待つことに。

こうやってみんなと絵本を聞いたり、歌を歌うのも最後。どんなことでも“最後”がつくとしみじみしてしまいます。

それも終わってトイレに来た娘は、これまたいつも通りはしゃいでいます♪

その後先生とご挨拶。

お互い、「おせわになりました♪」と挨拶すると、先生めがうるうるしてます…。

こっちまで泣きそうになるからやめてー!

こういう時って、「ありがとう」以外にことばって見つからないものですね。いろんな思いが混ざり合って、感情が整理できません。

しかも、私が働く学校と違って、保育園はこの日でおしまい!というのは決まっていなくて、それぞれの家庭の都合で最終登園日が決まるし、誰かとお別れしても他のお子さんがいれば先生はそっちに戻らなくてはいけません。

学校だったら、終業式や卒業式があってみんな一斉に帰るので、わりとゆっくりお別れできます。

環境が変われば、お別れの仕方も違うなあ、なんてことも知りました。

そして、昨日娘と作ったお手紙をお友達と先生に渡します。

ちょっと恥ずかしくて無言で渡す娘がいました 笑

職員室にも挨拶し、お手紙を渡していざ帰ろう!と思ったら、いつも帰りがいっしょになる同い年の男の子のお母さんがいらっしゃいました。

当然、「いっしょに帰る♪」と娘。

ちょこっと玄関で待って、いっしょに帰ります。

「手つなごう♪」

なんて自分から言う娘。いつの間にこんなに社交的になったのか。これもお友達のおかげ、とっても感謝しています。

帰り際に、その子のお母さんから、

「最初のお友達なので、写真を♪」

と言っていただき、2人で記念写真を撮りました。何か思い出に残せたらと思っていたので、とてもありがたかったです。

そして、寂しい気持ちといっしょに帰宅。

帰って荷物を片付けていると、これまでならまた来週行くからと娘の着替えの近くに置いていたかばんは、もうしまっていいんだな、とか、連絡帳は入っているけど、お便りケースは回収されて入っていないんだなあ、とかいうことからもう行けないんだ、ということを思い知らされます。

実は、楽しんで通っていたのは娘だけじゃなくて、自分もだったんだなあと知りました。

連絡帳に書いてある今日の活動の様子、汚れた服でおしっこの失敗や遊びの内容を知ること、たまにくる園便り、そういうもので親も楽しませていただいたんだな、と。

自分は仕事をしている時、そんなことは意識できていませんでした。

明後日から仕事復帰。

これまでより、いくらか保護者さんの思いを感じられる教員になれるような気がします。

娘と家族を成長させてくださった保育園に感謝しつつ、4月からの新しい生活に向かいたいと思った日でした。

育休、のこり1日。

【本日の一枚】

家の駐車スペースの端っこにつくし。春です。

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