今日は、図書館へ。
毎週土曜日は図書館の職員さんや、地域の読み聞かせのボランティアの方が読み聞かせをしてくれるおはなし会があります。
コロナ以前は、年齢に合わせた感じで分かれていて、赤ちゃんくらいから2・3歳くらいの子ども向けのおはなし会があり、娘はそっちによくお世話になっていました。
場所も絨毯が敷いてあるスペースでやっていたので、床にのんびり座って聞くスタイル。
多少歩き回ってもオッケーな感じでしたし、何より内容が幼児向けという事でよかったのです。
が、今はコロナがあるので、読み手はマスクやフェイスシールドをつけて読んでくださいます。暑くて大変そうです。
また、場所もより広くて密にならない部屋に移動になり、大人が会議やお勉強で使いそうな椅子に座ってやります。
人数制限もあって、事前に整理券をもらうことも必要です。
コロナ一つでいろいろやることが増えてしまっていて、職員さんには本当に頭が下がりますが、2歳児が会議用椅子に座って絵本を聞ける時間の限界なんて5分あれば優秀なもんです。
しかも、幼稚園くらいで口も達者な感じの子たちと同じ内容なので、ちょっと娘のレベルでは耐えられない感じの長さの本も登場します。
仕方ないことですが、前の方が良かったなあと思いつつも、行ける時は参加しています。
で、今日も参加しようとお部屋に行くと、よく見るお父さんと息子さん2人の3人組と、始まる直前に入ってきたお母さんと娘さんの計3組。
なかなか満席にならないようで、最近は子どもを連れて入るとすぐに勧誘されます。
こっちは行く気満々できているので、ありがたく参加するのですが、図書館もなかなか集まらなくて大変なんだろうなあ、とか思ってしまいます。
お話を聞いていくと、まず結構早い段階で母と娘ペアが席を立ちます。
そのくらいならまあありそうなことですが、その後、まさかの事態が…。
はい、父・息子・息子のトリオも帰って行きました。
「えーっ!」
と内心思い、顔の半分では帰っていく親子を見送りつつ、もう半分では絵本に耳を傾けます。
そして、見事にオーディエンスは我々親子のみに…。
次の絵本からは、VIP待遇です 笑
完全にこちらを向いて読んでくれます。
でも、ロックバンドのライブじゃないので、手を振り上げて声を上げるではないですし、タオルを振り回すこともしません。
ひたすらニコニコ絵本…、いや、読み手のおばさんの顔を見つめるしかありません。
終わると、非常に感謝された感じになり、その日読んでくださった本を、わざわざ持ってきてくださって、
「これ読む?」
聞いてくれたり、私の実家で読んだことがあって、気に入っている「ころころころ(だったかな?)」の大型絵本が気になると、娘のために追加で読んでくれたりしました。
娘も表情にこそは出しませんが、楽しかった様子。
最後まで聞いて、図書館の職員さん達の活動を止めずに済んだり、追加で読んでもらったりと、聞き手になって人の役に立って、さらに自分たちも得したような感じでした。
【本日の一枚】